なまず工房 改造編

2004/1

バララレレ
befor after

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この楽器は? バラライカ なるものらしい
オリジナルの状態


ところでバラライカとは?
・・・インターネットで探してみてください。あまり情報なし。
これであのテトリスのテーマ曲を弾くと似合います。
まさにあの世界。
下の2本の弦を同じチューニングにするらしい。納得。


実はこれ実家に転がっていたもの。
弟がロシアでおみやげとして買って来た。
でも2弦が無い。。。ピンが折れている。ついでにケースもない。
むき出しのまま新幹線で持ち帰る。
そうだ!ウクレレにしてしまおう
どうしよう
ペグ ペグを1つ追加する必要あるな
御茶ノ水でギター用のペグを買って見たが厚みが合わない
めんどくさいので4つとも交換!しよう
ナット ナットを作り直す?
いや、お手軽コースで溝だけつけよう!
サドル サドルを作り直す?
これもめんどくさいのでやめ
ブリッジ ブリッジ?(弦の取り付け部)も2つ足りない
ま、結んどけばいいでしょう。
めんどくさいので2本がけにしよう!
さて改造
弦をはずす
ペグもはずす
折れてた2弦のピンも抜く



オリジナルの3連ペグ(写真右側)をはずす。さすがロシア製、がたがたである。
おなじみフェイマスのペグ(左)に交換。3つしかないように見えるがじつはすでにヘッドについていたりする。
穴あけはせずにつけられたが微妙に大きく空回り。しょうがないので厚めのビニルをかまして圧入状態。
こうしないとヘッドとの間でのフリクションペグになってしまう。


穴あけ時ははさんであけるときれいにあきます。


はずした元ペグの傷が残ってるが気にしない。

ペグを取り付ける

ヘッドの表と裏

まるで最初から4本ペグだったようだ

サドルを削る(2弦、3弦用)

これもオリジナル(上)に溝を入れるだけにする

弦の太さを考えて手持ちの鋸歯の厚みで調整。

ボディと接する面はかなりの平面度が要求される。

丸まっているとすぐにバタンと倒れる。

ナットは外れなかったのでもともとの1弦と3弦はそのままにして新2弦と3弦用の溝をつくる。

簡単

一応マスキングして作業
せっかくなので1200番でネックをやすりがけ。つるつるに。
弦を張ってみよう
ブリッジ1ヶ所につき強引に2本ひっかける。

サドルの元の位置(日焼け跡)と調整した位置。だいぶ違う。


音出ました。完成!
最後はおきまりのなまず工房改造のサインに代わりナマズンを貼り付け
サドルの位置もずれたらわかるように木目調シールを三角に切って貼る。
一応元に戻したくなったときに戻せる範囲で手を加えてみました。
バラライカとして実家でほこりをかぶっているよりも1本弦を加えてウクレレにしたほうが弾いてもらえていいかと。
最初は音程がひどいという噂をこれをロシアで買って来た本人に聞いていたけど実際はまあまあ。
スケールが長いのでけっこう硬い音がします。バラライカみたいな。。。。。

改造2時間ぐらいだったのにこのページつくるのに何時間かかっているのか。。。。

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