HAWKWIND BLOG

■2007/4/1
■着順：　９着　
■修正：　総合　７位　（Bクラス　２位）
■メンバー：う、に、つ　＋　（ヨット体験希望者１名）
■写真：こちらから

今日は、やっと寒くないレースでした。

スタート５分前、本部艇の上一スタートを目指して、
同じ上一狙いの船団の行列に加わろうと、タイミングを見計らいながらタック。
ところが、ヘルムの腕時計が２分遅れていて、
５分前と思っていたのが、実は３分前。
フルセールで、スタートライン（雄琴沖）へ向かう。
上一狙いの艇があちこちで、怒鳴り合い。
その結果、何艇かが、スタートラインから追い出されている。
われわれは、ミヤコさんとCoolBoysさんの間にわずかな隙間を見つけ、
そこから、本部艇をかすめ、スターボードタックでスタート。
タックのチャンスを伺いながら、艇を進めていると、
ラッキーにもどんどんリフト風が入り、マークに対して、プロパーコースとなる。
また、昨年買った、リドガード製の琵琶湖スペシャルセールが、その性能を発揮！！
Y31Sに勝るとも劣る事のない見事な走り！！
第一マーク（LWYC沖）を3番目に回航。
（さすが！リドガードセール！ありがとう大澤さん！）

第一マーク回航後、ジブのまま、ジャイブをして、
その後、スピンを張るも、クルー不足で手間取り、大型艇何艇かに抜かされる。
多くの大型艇は、東寄りコースと取るが、前日にgooの天気予報で
西風の情報を頭に叩き込んだヘルムスマンは、”東の方が早い！”との意見にも耳を貸さず、
頑固にも最短コースの西寄りコースを選択。
ところが、同じように西寄りコースを取ったQBAさんにあっさり抜かれてしまう。
やっぱり、QBAさんのフリーの走りは、レベルが違う。
我が艇は、アビームには強いが、クオータリーに弱いスピンを張ってる。
スピン交換するか．．．いや、クルーが少ないため交換にかかるタイムロスの方がもったいない．．．
結局、そのまま、我慢の第２レグ。

第２マーク（YAMAHA沖）付近では、東寄りコースと取っていた
大型艇軍団が、どんどん集まってきた。
西寄りコースを取った我が艇も
何とか、その軍団の最後尾につける事ができた。（間に合った！！）

第２マーク回航後は、得意のアビーム一本！！
第３マーク（草津沖観測塔）へ向かう第３レグで数艇を抜き去る。

ところが、第３マーク回航後、
風がぴたりとやみ、迷走開始！！
少し前を行く、大型艇が、スピンを上げだした．．．．
しかし、この微風では？スピンの効果に疑問を持った、我が艇は、
様子を見ることに．．．．（きっと前からも吹く．．．午後からは、北西の風のはず．．．）
スピンを上げた艇は何とかスピンが張れてはいるが、あまり艇速が出ていない様子。
そこで、以前、ある人から教えてもらった
”スピンが張れているからといって、速いとは限らないよ。
　ジブの方が速い場合もあるよ！”
の言葉を思い出し．．．．ジブで押し通す。
結果、オーライでスピンを選択した大型艇３艇を追い抜き、突き放す。

その後も、右や左や、前や後ろやと．．．風がコロコロ替わり、
速度計も０ノットを何度も表示。
タバコの煙とにらめっこしながら、セールをあちこち振り回し．．．．．
”ジブの観音開き”の大技も使いながら．．．．
何とか、前を行く大型艇についていく。

結果、何とか、９着に滑り込み、修正で７位の高位置をキープできました。
とにかく、疲れたレースでした。

（追伸）
ヨット体験希望者のHさん、
私どものような”へっぽこクルー”での乗船、楽しんでいただけましたでしょうか？

■2007/4/8
■着順：　９着　
■修正：　レーサーグループ総合　３位　（レーサーグループクラス２　２位）
■メンバー：ま、う、こ、つ　（ヘルム　ま）

今日は、桜も満開、お天気暖か、風はレースにはいい風、北西の風。

今日のヘルムスマンは久々に登場の大御所（ま氏）。
スタートは、久々のフリースタート。
我が艇は、アウターからスターボードでスタート時間を見計らいながら、
スタートラインに向かっていく。
やや、早いか．．．ジブをシバーさせて、艇速を落とす．．．
むむむ．．．、いや落としすぎた．．．．間に合わん。
フルセールで、スタートライン（ヤマハ沖）に向かうも２番手、３番手スタート。
とりあえず、スタートし、スタートのごちゃごちゃが落ち着いたところで、スピンアップ。
今日は、アビームはなしと読み、風下用のスピンを上げる。
スピンUP！！うん、見事に張れた！！
ところが、ピットの中では何かざわざわ．．．
よく見ると、ウインチにスピンハリヤードが巻き込み、押しても、引いても解けない。
まあ、次の第一マークまでは、時間があるから、
何とか、解いといてんかぁ～。と、ヘルムスマンとスピントリマーはレースに集中。

序盤の第一レグは、全体のレース軍団の"中の上"あたりの位置取り。
（まあ、まあやなぁ）
ふと、右舷横を見ると、
同じレーティングのバッカスさんが見える。（やっぱり、いたなぁー！！）

そうこうしてると、第一マーク（柳が崎沖）が見えくる。
マンデーさんが一番回航。さすがマンディーさん。早い。
先行艇は、続々と第一マークを前にジブアップを始めている。

我が艇もそろそろ、ジブアップ！！
ジブハリヤードをぐんぐん引いて、ジブがどんどんあがる．．．．ところが、
あと、一引きのところで？？？？、ジブがあがらん！？
よく見ると、ジブのフィーダーの部分で、ラフが噛み込んでる。
またもや、押しても引いても、動かない。（ピンチ！！）
第一マークはどんどん迫ってくる．．．．ううう．．．．
とりあえず、スピンは降ろして、中途半端なあがり方のジブで、ラフして
第一マーク回航。

その後もトラブル解消せず、２人がかりで、フィーダーの噛み込みをなんとか解消。
気がつけば、かなり遅れを取った。
（当然、バッカスさんにも引き離された．．．）
しかし、我が艇には、リドガード製の琵琶湖スペシャルセールがある。
最近、のぼりには自信がある。まだ、射程圏内だ！！
全クルー、風を見ながら、慎重にトリム。

なんとか、バッカスさんにつかず離れず、第２レグも終盤。
第２マーク（ヤマハ沖）にアプローチ態勢に入る。
ところが、”おーいい、スピンバッグがセットされてないぞー！！”とヘルムスマンの声。
慌ててスピンバッグセットしていると、ジブを透して、第２マークが目の前に見えてきた。
あせってセットし、シートの関係を確認もせず、バウマン（私）はOKを出してしまった。
スピンアップ！！
他のクルーがスピンハリヤード、スピンシートを引っ張り出す。
ところが、またまたトラブル。
スピンバッグが、スピンと一緒に上がっていく．．．ううう、ストップ、ストップ。
スピンバッグの紐が、スピンシートと絡んでる。
あげたスピンをまた降ろしてなんとかトラブル解消。
また、クルーワークミスで遅れを取った。（バウマン、ちょっとショック．．．．）

まあ、そうこうしながら、第３レグ。
ここは、とりあえず、大きなトラブルなし。

第３マーク（柳が崎沖）回航。
ここも、何とか、トラブルなしで回航。

さぁ、残りはのぼりの長い第４レグ。
なんだ、かんだでバッカスさんには、かなり引き離された。
後は、琵琶湖スペシャルセールとヘルムスマンのま氏に任すしかない。
頼むぞ、琵琶湖スペシャルセール！！頼むぞヘルムスマン！！

西へ東へタックを繰返し、少しずつ、バッカスが近づいてくるようにも感じる。
よく見ると、我が艇の方が登り角が良いような気もする。
ひょっとしたら、追いつけるかも．．．．
慎重にバッカスさんの動きを見ながら、コース取りを選ぶ．．．

第４レグ終盤．．．ゴールライン（雄琴沖）も見えてきた。
もう少しのところまで追いついてきた。
バッカスさんは、ヒステリックキッズさんと並んで、
ポートタックでゴールラインにアプローチ。
我が艇は、スターボードタックでアプローチ。

我が艇が、ゴール前のミートでバッカスさんの前をかすめれば、
ほぼ我が艇の勝ち．．．
さぁ．．．．どうだ．．．．ゴール前のミートが近づいてくる。
ジブの影でバッカスさんの姿が見えない．．．．
ん？見えた．．．．、ジブ影からバッカスさんのバウが頭を出してきた。
．．．．負けた．．．．大逆転ならず。

最終レグで、猛追をするも、わずか４５秒差で
R2クラス１位の座をバッカスさんにやられました。

今回は、クルーワークミス、特にバウマンのミスが、敗因でした。
反省しきり．．．．

（追伸）
バッカスさん。
勝手にライバル艇にしてしまってごめんなさい。
また、次回のレースもよろしくお願いします。
ただし、４５分も差をつけるのだけは、勘弁してくださいね。