水野克比古先生&北奥耕一郎先生評
規定の枠一杯の大きさで迫力があります。(注:A1サイズに伸ばして出しました)手前に主人公の花火を大きく取り入れ、後方に小さい花火を散らす構成は素晴らしい。しかし少し技巧が目立ちすぎ臨場感に欠けたのが残念です。
本人コメント
ありがとうございました。
小さな花火は手前のつもりだったんだけどなあ。なかなか思うように伝わりません(笑)。
来年へはまだ何もイメージなく、これからの1年で感動したものを作品に仕上げてみたいと思います。
表彰式が終わると、1人の高校生がやってきました。「あの作品、どうやって撮ったんですか?」。こうやってコミュニティが広がっていくんですね。とっても嬉しい瞬間でした。彼とは来年の花火で作品ができたらみせてもらうということで、楽しみにしています。
では、せっかくなので、今年も種明かしを。と、いっても昨年のような凝ったことはしてません。
これだけでもよかったんですが、ちょっと寂しかったので、
小さい花火を追加しました。
2分後に打ち上げられた別の花火ですが、たぶん同じ種類だったのか、同じトーンだったので、比較明合成しています。
さすがにA1に伸ばすとよく見るとあらが見えて、もうすこし真剣に仕上げてもよかったかなあと反省です。
今年は他にもいろいろ花火を撮りまくりました。次回はもう少し情緒のあるものをと思っています。
表彰式のあとは北奥先生による楽しい楽しい講評を頂きました。
北奥先生「芸術文化賞狙ってるな~と感じました」 そこは伝わったなあ。ばれたか~(笑)
北奥先生「規定の枠まで大きくしましたね。そこまではいいんです。プリントはすばらしい。」 A1まで伸ばしてみました。ネットで出力してみたのですが、今後もこの品質でOKってことだな。
北奥先生「技術が先に立ちすぎましたね」 私はエンジニアだからねえ。。。(言いませんでしたけど)
北奥先生「線香花火が原点です。ここまで強調してしまうと美術の世界、イラストの世界、絵画の世界、。写真の世界はこの写真の小さい花火あたりの美しさの表現ですね。」 そうか、主題のアート花火に加えて、小さい花火も入れて情緒は表現してみたつもりでしたが。。。(笑)
北奥先生「ちょっと触ってません?」 そうか、先生は知らなかったんだ。
北奥先生「さすが県展ですね。高校生、びっくりですね」 先生の切り返し、とってもGOO!
北奥先生「撮影中にピントだけずらす」 きっと来シーズン、先生もチャレンジしているかも(笑)
北奥先生「この作品を残して、他の花火は落ちちゃいました。犯人はこの高校生です(笑)」 そうきたか。
北奥先生「力はありましたよ。ピントずらしの技巧が良かった半面、本来の花火の美しさが咀嚼されたかな」 なるほど。ありがとうございました。。
ということで今年の県展も終わりました。