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爆竹で白鳥驚かす「飛ぶシーン撮影したくて」
テレビ朝日系(ANN) 3月2日(金)13時47分配信
琵琶湖のすぐそばのコハクチョウの越冬地で、東映の撮影クルーが鳥が飛び立つシーンを撮ろうと、爆竹を鳴らしていたことが分かりました。
東映京都撮影所などによりますと、クルー8人は滋賀県高島市の琵琶湖の内湖で、1日午前6時ごろから映画の撮影を始め、1時間に2回、爆竹1束ずつを鳴らしたということです。コハクチョウを観察していた「日本野鳥の会滋賀」のメンバーが爆竹の音に気づいて抗議し、クルーは謝罪して立ち去りました。東映の担当者は、「撮影で水鳥が飛び立つシーンを狙っていた。なかなか飛ばなかったので、爆竹を使ったらしい」と話しています。
日本野鳥の会滋賀・村尾嘉彦さん:「爆竹鳴らして撮影するとはどういうことかと。しばらく(コハクチョウの)行動が変わってくるので、その影響は大きい」
この場所には、1日までコハクチョウが約180羽いましたが、2日朝はその姿を確認できませんでした。東映は、「軽率な行為だった。反省している」とコメントしています。最終更新:3月2日(金)22時14分