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バイオリンキット V-KIT-1 アーカイブ

2007年12月01日

バイオリンキット到着

4/4サイズのバイオリンが落ちていないので勉強のため作ってみることにした。
注文即納入。バーツの不具合はあったがこちらも即対応いただき、準備完了。
violintopwood.jpg
表側は結構木目が通っていてきれいです。
violintopwoodura.jpg
裏もこんな感じ。
fholeura.jpg
fホール付近は接着面が確保できていない?
violintopwooduracloseup.jpg
サドルは最初からついているが裏が粗い。

とりあえずこのパーツはなんとかなるでしょう。OK。

この冬いっぱいかけてできればいいでしょう。

2007年12月02日

バイオリンキットどんなもん?

裏側の板は既に横の板と接着済み。
くっついていないと形状を保てずばらばらでしょうな。
violin_back.jpg
片方は虎目がうっすら。反対の片方は???左右対称の材じゃないのが×、ま、あんまし気にしないでいきましょう。
でもねえ。。。
violin_side1.jpg
結構作りは粗い。あとで削ってなんとかしましょう。
violin_side2.jpg
裏板との隙間が開いてるし。ここはネックのブロックのところで力がかかるはずだからしっかりととめておかないと。
violin_side3.jpg
テールピースにいたっては穴を開けていただいてますが、これなら開いていないほうがましかも。
とまあいろいろ書きましたが、フルスクラッチでつくるよりもどれだけましか。。。
開いた隙間はボンドでも流し込んで固めてしまいましょう。
まさか、そのまま組んだほうがボディがゆるゆるで鳴るってことはないよな。。。

続く

2007年12月03日

バイオリンのネックは意外と重いな

violin_neck1.jpg
ネックは結構重い。バランス大丈夫なのか?軽量化のためにくりぬきたい衝動に駆られる。

violin_neck2.jpg
糸巻きはロールパンの焼く前の形してる。わざわざ大変なのにこんな形に彫るのね。

violin_neck4.jpg
ネック全体裏側、意外ときれいだが。

violin_neck8.jpg
こりゃ左右のバランスが悪い。削らないとだめみたい。。。それともこんな形が正解なのか?

violin_neck5.jpg
ここがボディから浮くのが不思議な形

violin_neck6.jpg
指板は多少逆そり。

violin_neck7.jpg
隙間が1mm弱、こんなもんなのかな?

2007年12月05日

バイオリンパーツ

パーツがいろいろついていました。
violin_parts1.jpg
そのうち組み込むのでしょう。当面必要なさそうなのでしまっておきます。
violin_parts2.jpg
テールピースが壊れてたので交換してもらいました。ねじが馬鹿になってました。

2007年12月06日

電子レンジでチン!

そうそう、楽器を作るときに板はしっかりと乾燥していたほうがいい音がするはず。
諸先輩方のアイデアを真似てみる。
violin_microwave.jpg
電子レンジ弱で30秒。
板がほんのりと暖かくなる。そしてなんとなく木の表面が湿っぽくなる。中から水分が出てきた証拠か?
1回やっても効果はなさそう。時間を見つけてチン!しよう。


2007年12月07日

ひたすら溝彫り

なんだか工房らしくなってきたかな?
violin_mizo1.jpg
象眼のために、ひたすら幅1.2mmの溝を掘る。最初から彫ってあったりするがぜんぜん深さと幅が足りないので彫る。接着剤入れたら狭まるんだろうなとおもいつつ。
violin_mizo.jpg
本当はこの工程は省略したかったのだが、中途半端に溝が彫ってあるのでしょうがない。やるか。
予想通りとても面倒である。

音が出ればいいや、いい音しなかったらサイレントバイオリンにしちゃおうとか、いろいろ手抜きを考えてましたが、だんだん普通のバイオリンっぽくなっていきそうです。

2007年12月12日

隙間はタイトボンドで

気が向くまま作業はやっている。
仕事じゃないので計画も立てず、できそうなことからやる。
最近飲みにいくことが多いのでなかなか時間がとれないが、ちょっとづつ。
工程間違うと痛いだろうがいまのところ何とでもなりそう。
violin_sukima.jpg
とりあえず隙間は埋める。
ニカワではなく、今回はもうタイトボンドで行くことに決定。

violin_sukima_clamp.jpg

しっかりくっついていないところはタイトボンドでクランプで締めて

2007年12月14日

板厚測定&調整方針

板圧がきっと出来に一番効くのだろう。
みなさん板圧を測るいろいろな装置を買われているが、ここはいかに簡単に板圧を測れるかを考えてみた。
violin_itaatsu.jpg
ホームセンターで穴空きの板を買ってきて組み合わせただけですが。。。
ヒンジの部分のガタは致命的なので、ねじにタイトボンドを塗ってはめあい調整をした。

オリジナルの状態で測ってみるとどこも4mmぐらいで、のっぺりした感じ。
ものの本によると側板の付近を一番薄くするのがいいらしい。ちょうどスピーカーみたいな感じなんでしょう。
外から11.5mmはフラットにするように書いてあったが、既に裏板は側板がくっついているのでぎりぎりまで削り込むことにした。
violin_itaatsu_mark.jpg
表板もぎりぎりまで周囲を中心に削りこむことにする。
中心付近は4mm程度そのまま残すことにする。
その前に塗料のテストをしておこう。どうせ削ってしまうし。

2007年12月15日

シャカシャカ削る(裏板)

手始めに四方反りかんなで削ってみる。気持ちよく削れるのだが、かんなが大きすぎて目的の周囲が削れない。
violin_ura_kezuri.jpg

100円ショップで手に入れた彫刻刀に切り替えて、シャカシャカ削る
violin_ura_kezuri2.jpg
意外とすいすい削れて楽しい。きっと一番楽しい工程だろう。

やはり素材が木なので逆目でむりやり削ると割れる。側板がくっついてしまっているので細い彫刻刀でもはいらなかったりする。しょうがないので1本は犠牲になってもらって金属の部分のみ摘出。これで細かいところまで削るのができるようになった。
violin_ura_kezuri3.jpg

結構削れました。削った量は約3g。
violin_ura_kezuri4.jpg
削る前は叩くと結構重そうな音がしていたけど、今は硬くてよく響きそうな感じになってきた。

2007年12月16日

シャカシャカ削る(表板)

表板は側版がまだ接着されていないので、四方反かんなが威力発揮。
violin_ura_kezuri5.jpg

彫刻刀と使い分けながらシャカシャカ削っていく。中央付近はあまり削らないようにする。
violin_ura_kezuri6.jpg

とりあえず納得できるところまで削ったのでこれでいってみることにしよう。
violin_ura_kezuri7.jpg

2007年12月17日

パフリング(裏)

とりあえず埋め込む木を曲げてみる。半田ごてをつかってみたけど、容量が大きすぎるのか一部焦げた。
ちょっとづつ曲げるべきか、全体をみながら曲げるべきか。。。迷いが。。
violin_p1.jpg

とりあえずC部分から。どうも溝の幅が足りなかったようで思ったよりも押し込めない。
Fクランプはウクレレ作ったときのものがまた役にたった。
最近100円ショップで見かけなくなった。
violin_p2.jpg
この作業は私には向いてない。できることならやりたくなかった。

接着剤が乾いたら彫刻刀で削り込む。でもあまり接着剤が回ってなかったり、押し込み量がたりないと悲惨な結果に。
violin_p3.jpg

こんな感じで補修。
violin_p4.jpg
とりあえず裏板側はなんとかなったか?
一部恐ろしくて公開不能。

2007年12月18日

パフリング(表)

裏板のパフリングが今三ぐらいだったので、気を取り直して表板に取り組む
violin_pf1.jpg
こっちは目立つだけになんとかしたい。でも裏の長さの半分だったりするので気が楽だ。

こっちはスプルース。裏のメープルよりもやわらかいので以外としっかり押し込めた。
violin_pf2.jpg
しっかりと止めておく。

はずしてみたら意外ときれいに接着完了
violin_pf3.jpg

こちらも慎重に削っていく
violin_pf4.jpg
ま、こんなもんでしょ。
最難関工程を通過か?

2007年12月22日

バスバー

表板の裏側にバスバーなるものをとりつける。
ギターで言うところのブレーシングとはちょっと違うのかな?
名前からすると低音を増強する棒でしょうか?
表板の裏側は削っちゃったのでキット付属の状態では合わなくなってしまった。
violin_bassbar1.jpg
表板に紙やすりをおいて現物あわせ

単にきちっと現物合わせだけでなく、多少表板にテンションを与えたほうが木としては緊張感がありそうなので両端1mmぐらい間が開くぐらいに削り込む
violin_bassbar2.jpg

反対側も
violin_bassbar3.jpg

さて、接着。やはりタイトボンド。
violin_bassbar4.jpg

しっかりくっつけます。やはりこれもタイトボンドで。
violin_bassbar5.jpg

バスバーの取り付け無事完了。
violin_bassbar5.jpg

2007年12月23日

エンドピン

箱を閉める前にやることをやらねば。
エンドピンの穴を開けておく必要があるな。
全然エンドピンが入らなかったのでリーマーを探すが、ない。
しゃーないのでドリルで穴を広げることにした。
violin_tail1.jpg
φ8mmでがりがりと。
あとは丸やすりで調整して
violin_tail2.jpg
ジャストフィット。
もうすこしで削りすぎるところだった。
結構きつきつで。

2007年12月28日

ラベルデザイン

ふたを閉めてしまう前にやっておくことその2
violin_label.jpg
ラベルを貼る。
ラベルデザインはあまり悩まず適当に。工房の名前そのままじゃんという感じですが、ま、これでいいでしょう。
鉛筆で書いてある印は駒下のセンターと魂柱の目安位置。

2007年12月29日

魂柱も一応立てとけ

蓋を閉めてしまう前にやることその3
violin_sp1.jpg
まずは魂柱の長さを測っておくべし。
全体の厚み-板厚x2でもいいけど一応閉める前に10mm+41mm=51mmぐらいであることを確認
52mmで作ってみたら、長すぎ。51mmにカットしたら、短すぎ:-(

violin_sp2.jpg
2本目を作り直して
え、もう立てるの?
とりあえず片方に両面テープかまして立てておくことにしました。
violin_sp3.jpg
エンドピンの穴からみたところ。
表板を載せただけでは動かず、しっかり蓋ができたときには動くぐらいという長さに調整。
これで魂柱と格闘しなくて済むか?

2007年12月30日

ネックも仕上げ

ネックの裏も仕上げておきます。
violin_neck9.jpg
どうしあげていいのかわからないので適当に滑らかにするにとどめました。
violin_neck10.jpg
こちらは弦が巻けないとこまるのでクリアランスをみつつそれなりに掘りました。
あとはやすりでしょりしょりと。

ついに接着するときがきた

ついに機は熟した?
まずは道具を準備する
violin_tool_suberazu.jpg
さっきまでバイオリンの下に引いていたスベラーズを切り刻む。
クランプで閉めたときに滑らなくていいはず。

道具を取り出す。以前ウクレレを作ったときに100円ショップで大量に買い込んでいたFクランプ、Cクランプを用意。
violin_tool_Fclamp.jpg
もちろん材料のほうの内側は触れなくなるので丹念に(適当に?)やすりをかけておく。

ついに接着工程開始。今回はタイトボンドで接着。意外と早く乾いてくるので手早くやる。
violin_bond_ura.jpg
裏板側。締め付けたときに隙間が開かず、はみ出しすぎずの適量を
魂柱が立っているのが笑える。倒れませんように。

表板の裏側にも隙間が開かないようボンドを塗る。
塗るというよりも描くという感じで、意外と時間がかかってどんどん固まってくる
violin_bond_omote.jpg
急げ!

そしてついに合体!もう中に手をいれることはないことを祈って。
violin_bond_clump.jpg
ずれないように注意しながらCクランプ、Fクランプで締め付ける
そして初めて気がつく。
なんでみんなあんなに沢山クランプ使っているのかを。
接着剤が乾いて硬くなっていく。隙間が。。。。
あとはしっかりくっつくのを祈って寝る。

ペグ調整

さて、ペグの調整をどうしようか迷う。
ホームセンターをぶらぶらしてペグのテーパーと合うものがないか探してみる
violin_tool_kezurukun.jpg
こんなのどうだ?「けずるくん」

violin_peg_adjust.jpg
テーパーがいまいちあいませんが、まいいでしょう。
それなりにすり合わせができます。

どのぐらいに調整したらいいのか見当つかず。松脂を塗るとかそれはだめで石鹸を塗るとかチョークがいいとかいろいろ書いてますがどうしようか。。。。ま、ペグがとまればよしとしましょう。

2007年12月31日

ネックの接着

これがばらばらで最後の写真。
violin_body%26neck.jpg
よくすり合わせをして接着する。
治具も作って位置あわせをするが、それよりもメインのクランプ1個で位置がほぼ決まるレベルまでしっかり削る。

これでほぼバイオリンらしい形になる。
violin_necktorituke.jpg
ここで曲がるとすべてがパーだ。なんといってもタイトボンドでつけているのだから。

ナットに切れ込みを

ナットは低すぎか?とりあえず鉛筆でけがいてやすりで溝をつけよう。
violin_nutline.jpg
だめならこのパーツは作り直しかも。

2008年01月01日

ホワイトバイオリンまで完成

無事ネックもついて吊るせるようになりました。
violin_whitebody.jpg
ウクレレと比べてみると意外と大きいことがわかります。テナーサイズぐらいでしょうか?
violin_whitebody1.jpg
駒は削っていない状態でそのままですが、とりあえず4本の弦を張ってみました。
violin_whitebody2.jpg
一応バイオリンらしくなりました。
意外とG線、D線はよく響き、A線、E線の線が細い感じ。思っていたよりもまともな音がでている感じがするが、比較対象がない。。。。

2008年01月02日

バイオリン製作のお手本登場

バイオリン製作のお手本を探していたら貸してもらえました(というかもらった?)
ただし、すべてのパーツがばらばらで、中の魂柱もカランカランと音をたてている状態で。
ただ、お正月で魂柱をさわるツールがなく、どうしようか悩みつつ、そこらのもので立てられないかやってみた。
みんな最初は半日かかったとか3時間かかったとか言われてますが、なんのことはない、10分で見事立ちました。
violin_tool_sp.jpg
使ったのは針金とカニスプーン。
針金は写真のようにまげて魂柱のしたの方を挟み込む。
挟んでからFホールから入れようとすると入らないので針金を先に入れてそれからFホールの中で魂柱を針金にセットする。中心ではなく、どちらかというと下のほうを針金で挟み込むといい。
そして適当な位置に持っていって反対側のFホールからカニスプーンで微調整して位置を固定。
固定できたらそこからおもむろに針金をカニスプーンで解く。
以外と簡単ジャン。
魂柱用のツール1個でやろうとするから難しいのね。

suzuki_220.jpg
ということで弦も張れて音がでました。
この音がいいのか悪いのかまだよく分かりませんが、比較対象にしてみましょう。

2008年01月04日

バイオリンを並べてみる

Suzukiのバイオリンは自宅に持ち帰ったので、早速吊るして並べてみた。
violin_220_kit.jpg
細かい違いが手に取るように分かる。
さて、次はどうしようか。。。。

2008年01月05日

バイオリン塗装しちゃいましょう

この冬休み。ばたばたしてますが、開いた時間を使って、乾いた天気なのでこのチャンスに塗装してしまいましょう。指板が外れればいいんだけど、外すのめんどくさいのでマスキングテープでマスクして塗ることにする
violin_tosou1.jpg
だいぶ薄めて塗ったつもりだが、けっこうムラになるなあ。
violin_tosou2.jpg
気長にやりますか。

2008年01月06日

バイオリンに塗っているニス

今回塗っているのは特別なものではなくホームセンタで売ってたアルコール系のセラックニス。ニスが580円、薄め液が280円だったかな?ま、これでいいでしょう。
violin_nisu.jpg
シンナーで溶かすラッカーと違って匂いがあまりきつくないのが助かる。
乾いたら塗り、また乾かして、乾いたら塗り、を10回ほど繰り返した。
violin_tosou5.jpg
だいぶ塗料も分厚くなりテカテカしてきた。


2008年01月07日

魂柱を倒してしまった。。。

お手本バイオリンのトップがあまりにも汚かったので掃除してみた。
ピカピカになりました。1971年製とは思えないほどに。
あっ、とおもったときにはころころと。。。
violin_kontyujigu.jpg
針金治具登場。こんな感じでこの位置で魂柱をセットして内部へ。
fホールって形に意味があったのだと作ってみてわかったわ。
今回も5分でセットOK。

2008年01月12日

塗装面にやすりをかける

なぜか塗り重ねると凹凸がどんどんできてくる。そろそろいったん整える時期と判断し、やすりをかけることにした。
violin_tosou3.jpg
最初はこんな感じで結構凸凹だったが、
violin_tosou4.jpg
このぐらいまで削り込む。最初800番で水とぎしてみたが、あまりにも効率が悪いので400番に変更。もっと削っていいのか?今回はこのぐらいでおさえておくべきか?

2008年01月16日

再度塗装してみる

以前に比べると格段に平面になってきた。
violin_tosou7.jpg
でもぷつぷつと凹む。
うーん。もっかいやすりがけだ。
ま、ニスをぼてぼてに塗りこんでも音悪くなるだけだろうから。削り込みます。

2008年01月20日

バイオリンの塗装一旦終了

結局トータル20回ほど塗りました。
前回の削りを結構しっかりやって最終塗り。
violin_tosou9.jpg
格段にピカピカになってきました。
1週間ほど乾かして水とぎしてポリッシュかけてみようかと思います。

もともと均一に仕上げようかと思っていたが、途中からちょっと迷いが生じてワイルドな感じもいいかなと思ってやすりを大胆にかけて濃淡をつくり表情をつけてみました。


2008年01月26日

塗装塗り忘れ

塗装終了のはずだったがネックを忘れていた。
violin_tosou_neck.jpg
ノミでスクレープして軽くやすりで磨く。
2、3回ニスを軽く塗っておこう。
最初バイオリンをみたときになんでネックに塗装がないのか不思議だったが、自分で作ってみて、よーくわかった。

2008年01月27日

ついにバイオリンがピカピカに

出張に出ている間にだいぶ乾いたようだ。
ボディを叩いてみるとでもなんとなくニスが多くてボタボタした感じなので落し気味で仕上げることにする。
今度は800番で水研ぎして
violin_top_kezuru.jpg
こんな感じに。叩いてみると乾いた音に。
ポリッシュで磨く
violin_half_pika.jpg
半分だけ磨いてみたところ。おー、写った。これは感動。
violin_tosou_pika.jpg
ピカピカです。
violin_tosou_utsuru.jpg
顔が映りこむとはこのことか。カメラが写ってます。
ただ、塗装がまだ安定していないのか指紋がつきやすく、再度磨いても落ちにくい。
手袋して作業しないとだめかも。
ウクレレライクに作業しているが、まいいでしょう。

2008年01月28日

駒を削る

これがオリジナルの駒。相当削る必要がある。
violin_koma_original.jpg

小さくて削りにくいので滑り止めとCクランプでとめて削る
violin_koma_kezuru1.jpg

あ、やっちまった。押さえどころが悪くて凹んだ。気持ちも凹む。
violin_koma_kezuru2.jpg

気をとりなおして
violin_koma_kezuru3.jpg
とりあえず荒削りはここまで

2008年01月29日

バイオリン仮組み

塗装が穴に入り込み、ペグやエンドピンが入らないので削る。
violin_kansei1.jpg
弦を張ってチューニング。駒の調整が完璧ではないのでまだまだ弦高が高いが気にせず組み立てる
お、意外といい音するじゃん。
低音側はいい感じで共鳴してかなりでかい音が出る。
もう夜遅くなので音を出すのは明日に持ち越し。
まだまだ調整はやること多いがぼちぼち行きましょう。

2008年01月30日

音が鎖骨に響くぜ

仮組み最終フィッティング
violin_ago.jpg
顎あてをつける。分厚目の両面テープでバイオリンに当たる面はコルクを接着。
位置をみながら組み付ける。

violin_backfit.jpg
肩当も取り付ける。
これで一応仮組みOK
さて、弾いてみると、おお、鎖骨に響くぜ。これははじめての感触。
これはSUZUKIバイオリンではなかった。胴がよく振動してます。
ただちょっと音程によりムラがあるかも。駒調整してもうすこし弦高をさげれば治まるか。

一応曲は弾ける状態になりました。12/1から開始したのでなんと2ヶ月でできてしまいました。

あと残作業は
・駒をきちんと削る
・ペグがスムーズに回るように調整する(ペグリーマが欲しいが高いなあ。。。)
・魂柱の位置を触ってみる
そして
・練習する。 ←これが問題

2008年02月04日

GUCCI VS 牛乳石鹸

さて、バイオリン製作も大詰め。
ペグの調整。
なんとなくペグの調整=松脂って感じだけれど、どこかのHPで石鹸を塗るといいらしいと書いてあったので、ほな、やってみよかー。ということで、舶来モノがいいらしいので、家の中をさがしてみたらGUCCIの石鹸が出てきた。もしかしたら国産もいいかもということで、やっぱり牛乳石鹸。その結果は?
violin_soap.jpg
結局リーマーは高いなあ。。。と思っていたのですが、1枚刃だったらアーミーナイフについてました。
violin_peg_from.jpg
これが調整前、これでしっかり止まっています。
violin_peg_to.jpg
調整後、というか石鹸塗っただけでぐりぐり入るのです。
で、どちらがよかったかは?
ちょっといい香りがしていて、お風呂で使い勝手が悪いということでバイオリン用としてはGUCCIになりました。
それにしても、ちょっとぬるだけでこんなに違うとは驚き。ペグシェーパーもペグリーマーも買わずにすみました。
さて、残るは駒と魂柱調整だけだ。

2008年02月20日

魂柱調整

一応できたのだが、なんだかエージングされるにつれ音が悪くなっていく。
音の艶がないというか、カリッとした音がなくなったというか、そんな感じ。
魂柱の位置がずれたかなあ、ということでずらしてみようと試みるが、動かない。
思い切って倒して立て直すことにした。
violin_finaladjust.jpg
両面テープで魂柱をつけたのもずれやすくあまりよくなかったみたいだ。ここは是正する。
で、適正と思われる位置に魂柱たててみたら、かなり艶やかな音がでるようになった。
ようするに倍音がでやすくなったような感じ。
あ、だから倍音鈴っていうのか?(言わない、言わない)
最後はあまりきれいな写真じゃないけど一応できたことにします。

2008年09月13日

テールピースを変えてみた

久々のバイオリンネタ
change_tailpiece.jpg
テールピースをアルミ?から黒檀?に変更
音は金属くさくなくなってきた。といっても弦が金属だから。。。
金属以外の弦を使ってみたい。いつのことやら。

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